前回までの解説は、欠陥住宅の購入の際のことや
欠陥が見つかったときの対処法などを
説明してきましたが、
では実際にどういった欠陥が多いのかを
本日から解説していきます。
まずは
「雨漏り」についてです。
雨漏りが発生する原因としては
設計者の能力不足・施工者の技術不足・
部品や資材の品質不良などの原因が
一般的です。
建築時に工事のやり方を解説する
「仕様書」や「詳細図」がほとんどない
ような施工はもってのほかです。
水と言うのは数ミクロンの隙間からでも
徐々に侵食し、漏れてきます。
細心の注意が必要なところで、安易に
施工を行うと高い確率で起こります。
雨漏りが起きた場合は、仕上げ材などを
剥がして、雨漏りの元を探さなくてはならず、
時間と労力が必要となります。
また時として、ベッドやたんすなどの大事なインテリア・家財
道具までもが、使用不能になってしまうこともあります。
瑕疵担保責任があるとはいえ、やっかいな
対応になるので、未然に防ぐには施工業者選び
の時点での実績や信用が重要となってきます。
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